風合い

歳経ていくと、どんどん出てくる、風合いや艶。

人間は、歳経るだけでは、なかなか「いい味」が出ませんが、

レザーはどんどん素敵な姿に変わっていきます。

このブログでもよくご紹介している「beau dessin」。

タンニン鞣しの素晴らしい革を、職人さんが丁寧に縫製した、

まるで「作品」のようなバッグや小物たちをいつも送り出してくれます。

このファクトリーの素晴らしさは、

入荷の段階ですでに素敵なのに、使えば使うほどさらに輝くその革!

IMG_0526.JPG ご覧ください!この艶!!

同じ名刺入れ、左が入荷して店頭にある新しいもの、

右が長年オーナーが使い続けてきたものです。

素晴らしすぎる!歳経たレザーだけがもつこの風合い!

同じ色、同じ形、とは思えない、その個性がかっこいい!

ここまでになるには、それ相応の年月がかかっているそうですが、

傷やムラまでが一つのデザインであるかのようです。

何かすごいといって、beau dessinはたいした手入れをしなくても

勝手に、自然に、こうなるところ。それがまた素敵でしょう?

人間も、こういう風に歳経ていきたいものですよねえ。